これからニュージーランドへワーホリに行くんだけど何を準備すればいいの?
エージェントを利用しないから何か忘れてないか不安だなぁ。
本記事では上記のような不安やお悩みを、ワーホリ期間終了後もワークビザでニュージーランドに滞在中の僕が、お答えしていきたいと思います。
・ワーホリ出発前に絶対にやるべきこと
・ 注意点・やっておいた方が良いこと
・ お得な情報も追記しておきます
この記事を読むことによって、上記を理解することができます。
これからワーホリに行こうか検討している方や準備をする予定の方は、この記事1つでやるべきことが全てわかりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、出発から逆算して早めにやっておいた方が良いものから紹介していきます。
ワーホリに行くと決めたら、まずやるべきこと10選!
ここでは、まず、ワーキングホリデーに行こうと決意した方が初めにやるべきことを紹介していきます。
パスポートの申請/確認/更新
当たり前の事ですが、海外に行くにはパスポートが必要なので、持っていない方はすぐに申請しましょう。また持っていることもパスポートの有効期限とページ数を確認して、期限がビザ申請や入国条件ギリギリなら更新するようにしましょう。
僕はワーホリに行く前に頻繁に海外に行くことがあったので、問題はなかったのですが、友人に出発直前になってパスポートがないことに気がついた人もいました。
・ パスポート申請に必要な書類
・一般旅券発給申請書(役所でもらえます)
・戸籍謄本(役所でもらえます)
・パスポート用の写真(事前に撮影して印刷しておきましょう)
・本人確認書類(マイナンバーや運転免許書等)
詳しい情報は、外務省の公式ホームページを確認してください。
ワーキングホリデービザの申請
エージェント等のビザ申請代行を利用しない人は、自分でビザ申請を行う必要があります。 とはいってもニュージーランドの場合ほんとに簡単にできるので、自分でやったほうがいいです。業者によってはものすごい料金がかかる場合もあります。
もちろん予算がある人は安心のために代行業者の方にお願いしてもいいと思います。
ニュージーランドの場合、本人名義の口座に約36万円(NZ$4200)以上の資金が確認できるものが必要です。
航空券の購入
既に大磯の渡航日が決まっている場合はと航空券を早めに購入しましょう。その方が圧倒的に安くチケットを買うことができます。
クレジットカードの発行/確認/解約
ニュージーランドでは、キャッシュレス化が進んでいますので、現在クレジットカード持っていない方は、最低でも1枚は発行しておきましょう。
航空券の購入や普段の生活でもクレカを使うことで、ポイントやマイルが溜まったり、割引が聞いたりと節約にもなりますし、現金を持ち歩くより安全です。
オススメは、楽天カードかエポスカードですね。
また既にクレジットカード持っている方であれば、現在ご利用可能額などを確認し、多数クレジットカード持っている事は防犯上よくないので、不要なものは解約しましょ
現在、会社員等の場合であれば、会社を辞める前に作っておきましょう。収入がなくなると審査で落ちてしまったり、利用限度額の引き上げもできなくなってしまう場合が多いです。
海外で利用可能な銀行口座の開設(現地で仕事を見つけるまでの間)
現地で仕事を始めると、現地で開設した銀行口座を使って生活することになるのですが、 それを作るのに結構バタバタとしてしまいます。
そうならないためにも、事前に日本でニュージーランドの口座を作っておくことをおすすめします。僕の場合はWISEを使ったのですが、ソニー銀行も海外事務手数料が無料かつ外貨預金口座を開設することができるのでおすすめです。
海外旅行保険の手配
「海外旅行保険は入らなくていいや。」と考えている人は油断しないでください。
僕の周りの友人でも、車での事故や アウトドアスポーツでの怪我等で高額な医療費を請求された人もいます。もちろん、彼らは保険に入っていたので全く問題ありませんでしたが。
ですが、日本の海外旅行保険はとても高いので、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードの発行をお勧めします。
ただし、クレジットカード2回の海外旅行保険の保証は、最大でも100〜200万前後なので不十分といえます。そのため2枚ぐらいは用意しておいた方がいいかもしれません。
ですが、クレジットカードの種類は豊富でどれがいいのかよくわからないという人は僕も愛用している「神!年会費無料のエポスカード」を発行しておけば間違いないでしょう。
ノマド保険がオススメ!
基本的に年会費無料のクレジットカードの海外保険は保証が長くて、90日(約3ヶ月)です。
ワーキングホリデーであれば1年以上の滞在になると思いますので、必ず途中で保険に加入しなければいけません。
しかし、日本の保険会社は、海外に渡航後に加入することができない場合がほとんどです。
そんな時に役立つ保険が「ノマド保険」です。
ノマド保険は世界中どこの国にいても、オンライン申込みが可能で、月額US$45.08で年間だと8万円くらいなので、日本の保険に比べるとかなり安いです。
保証もしっかりしているので、クレジットカード付帯の海外旅行保険の保証期間が切れるタイミングで申し込むのがおすすめです。
※ クレジットカードへの海外旅行保険や自分で加入している保険など、どちらも加入している証明ができる保証書や保険証券などを持っていくようにしましょう。現地ではその書類を確認される場合があるのでしっかりと持っておくようにしましょう。
携帯を格安SIMに変える
ワーキングホリデーに1年以上の長期で行く場合は、携帯外車を格安SIMに変更していくのがお勧めです。
ワーホリ期間中は日本でほぼ利用しないのに、月々の固定費が高いままではもったいないからです。
また解約をしてしまう人もいるのですが、ワーホリは基本数年で帰国するので日本の電話番号は維持しておいた方がいいでしょう。
僕の場合は、日本を出る際に、断捨離の意味を込めて、すべての連絡先を消して電話番号も解約してきました。
全く後悔をしていませんが、こちらに来てから友人たちの話を聞くと、楽天モバイルがなかなかお勧めのようです。
病院に行っておく(特に歯医者)
海外で病院に行くと、日本よりも圧倒的に高額な医療費が必要になります。ちなみにニュージーランドの歯医者の医療費はとても高いです。
僕の友人は、詰め物の治療で10万円以上かかっていました。
海外旅行保険に入っていても、歯科治療費は全額保証ではない場合が多く50%保証の限度10万円まで等の上限付きなのです。
渡航前は、必ず歯医者に行って、歯石や虫歯等があればしっかりと治療してもらっておくようにしましょう。
また、歯医者以外にも時間やお金に余裕がある人は、病院や健康診断を受けておくことがお勧めです。
会社員であれば退職願を早めに出しておく
会社員の方であれば、ある程度日程が決まると1から2ヶ月前には会社に退職願を出しておきましょう。直前に入ると引き継ぎ手続きなどバタバタして止めることができずにそのままズルズルと時が過ぎてしまうこともあります。その他行政手続きや、有給消化等の観点から早めに伝えておくのが安全です。
法律上では、最低でも2週間前以内には退職できると言われていますが、最後を気持ちよく退職して新しいステージに行くためには、前々から準備しておくことがお勧めです。
とは言いつつも、人それぞれで労働環境や人間関係に問題を抱えている方もいると思うので、会社を辞めるのが難しい人は、「退職代行サービス」を使うと良いでしょう。
必要な手続き関係を終わらせておく
実家暮らしなのか、一人暮らしなのかによって変わってくると思いますが、渡航前にやるべきことがたくさんあると思います。
賃貸の退去手続きや、水道、ガス、電気等の解約手続き家具や荷物の整理、車の保険などやるべきことを早めに終わらせておきましょう。
僕自身も3ヶ月くらい前から様々な手続きを計画的に終わらせました。結果的に渡航日が少し早まったのですが、うまく対応できたので、早めの準備をしておいて良かったと思いました。
特に賃貸保険関係は、数ヶ月前からでないと手続きができないこともあるので、お早めに!
2週間前にやるべきこと
国際運転免許証の取得
国際運転免許書はなくても良いのですが、ニュージーランドに着いてから翻訳を取得したり、ニュージーランドの免許証取得したりするよりも早く運転することができるので、できれば取っておいた方がいいです。有効期限が1年なので、出発の2週間前から警察署に行って発行してもらうのが良いでしょう。
翻訳の取得方法やニュージーランドの運転免許書の取得方法については、別の記事で解説しています。
※ 国際運転免許書の発行に必要なもの
・運転免許証
・海外渡航証明する書類(パスポートやビザ航空券等)
・国外免許証写真
・事務手数料
こちらを準備して本籍地のある自治体の受付会場で手続きを行えば、20分から30分ほどで即日発行してくれます。
海外転出届を出す(役所系の手続き)
渡航の2週間前に役所でやらないければいけない手続きは以下の3点となります。
・海外転出届の提出
・ 住民税の口座振替
・ 税務署で所得税の確認
1つずつ解説していきます。
海外転出届
海外に1年以上渡航予定の方は、基本的に海外転出届を提出しましょう。海外転出届を提出することで、国民健康保険料や国民年金保険を支払う義務がなくなります。
任意で加入することも可能なのですが、現場の日本を考えるとあまりメリットはないといえますね。
この手続きをすることで、マイナンバーカードは返納となりますので、何か手続きがある場合は先に済ませておく必要があります。
住民税の口座振替
住民税は、その年の1月1日に住民登録をしていた市区町村が課税することになっているので、出国前の課税された年度については全て納付する必要があります。
海外へ提出する前に、全額納税できるように口座振替等を設定しておきましょう。
僕の場合は、しっかりと全てが納税できていなくて、ニュージーランドの家まで納付書が送られてきました。インターネットバンキングやクレジットカードで支払いをすることができたので助かりましたが、結構大きな出費になるので事前にしておくことをおすすめします。
税務署で所得税の確認
個人によって差がありますが、渡航前にしっかりと所得税や確定申告は済ませておきましょう。会社員の方であれば基本的には戻ってくるお金があるはずです。
パッキングをする
最後にワーキングホリデーに必要な持ち物をまとめてパッキングしていきましょう。ビザやパスポートを特に忘れないようにしましょう。お勧めの持ち物は別の記事で紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
出発前にやっておいた方がいいこと
目的や目標と事前に決めておく
ワーキングホリデーを公開しないためには、必ず渡航前に目的と目標を明確に決めておきましょう。
僕の場合は、視野を広げる事と実際のスキルアップにありました。飲食店でアルバイトをしながら日本の社会人生活ができなかった時間を確保して、オンライン講座を受けながらノマドワーカーとしてのスキルを身に付けました。これで国内外のどこに行ってもインターネットとPCがあれば仕事ができるような状態を作ることができたのです。
人によって違うと思いますが、最終的なゴールをしっかりと設定しておきましょう。
・現地就職
・永住権を取る
・英語がネイティブレベルになる
など
こういった目標を自分で考えるのが難しいと言う事は、実際にエージェントを利用しなくても無料個別相談を実施している会社があるので、こういったものを利用して相談をしてみるのもありです。多くの人のワーホリ経験をサポートしているため、いろんなパターンを紹介してくれたりします。無料ですのでぜひ登録して相談だけでもしてみてください。
ワーホリ渡航前に英語を学習しておこう
ニュージーランドは英語圏の国になります。当然ながら日本語は通じません。
そんな環境に行くのにこんな事を考えてはいませんか?
英語は現地に行ってからでいいかな!
今行動しない人は後でもきっと行動しません。仮に行動しても、中途半端で終わるでしょう。
正直、ワーホリや留学は英語が話せなくても問題なく暮らせていけるのが事実だからこそ、このマインドだと英語はいつまで経っても上達せず、話せないままワーホリ期間が終わってしまいます。
本気で英語を話せるようになりたい方は渡航前から本気で学びましょう!
詳しくは以下の僕の体験談を読んでみてください。
スキルを磨くこと(個人で稼げるようになっていく)
ワーキングホリデーは日本で会社員として働いていた時よりも時間が確保できます。僕も実際にそうでした。その空いた時間を遊びに使うのか、バイトに使うのか、もしくは自己投資の時間に使うのかで、ワーホリの質が大きく変わってきます。
知識やスキルに投資することによって、同じ時間があったとしても、自分でお金を生み出していくことができる人間になっていくことができます。
学ぶスキルは何でもいいと思います。自分の興味のあるものに挑戦してみましょう。例えば、ワーホリ中に英語学習をすると思いますが、それを極めれば自身のキャリアにも生かすことができますし、自分のビジネスを持っていくことも可能です。
僕は、動画の編集を勉強していろんな案件を受注して稼ぐことができるになりました。
他にもウェブのマーケティングだったり、プログラミングだったりを身に付ければ、現地でも就職が可能になってきたりもします。
お金になるかならないかは別として、とにかく勉強してみる。そしてやってみると言う精神がとても重要だと実体験から感じているところです。
家探しや仕事探しの応募 / レジュメの作成
仕事探しや家探しなどは出来る限りインターネットを通じて日本にいる間にやっておくことをおすすめします。
僕の友人を見る限り、こちらに来てから家を探し始めたり仕事を探し始めたりする人はなかなかそれが決まらずに安定した生活を送ることができないまま、資金が尽きて日本に帰ることになってしまう方も多く見てきました。
正直に言うとチートかもしれませんが、以下のサイトで見つけておくことが安心かなと思います。
レジュメを作成しておきましょう
現地で就職活動する場合は、メールで履歴書を送る以外にも現物を直接店に持っていくことがかなり効果的だといえます。
CVと呼ばれますが、 日本でいうところの「履歴書」のようなものです。こちらの英語版を作成しておき、現地に来たときにいろんな店に配れるようにしておけば、就職活動がスムーズに進みます。
副業や自分のビジネスに挑戦してみる
ワーキングホリデーの時間は正直言うと自己投資の時間だと考えています。現地で出稼ぎのように働くことも良いのですが、それ以外の時間を使って勉強して自分でビジネスを立ち上げたり、新しいスキルを使ってオンラインで副業することも1つの手だと思います。
場所によっては、閑散期やオフシーズンなどがあって、仕事が思うように入れなかったり、シフトに入れない場合もあります。
その際に別の稼ぐ手段を持っていると、大きな心の支えになりますし、今後別の国に旅をしていくにあたっても経済的に自分を支えてくれます。
僕の場合は、アルバイトをしつつ、動画編集や映像制作の勉強してワーホリをしながら、副業で稼ぐ手段も完全に身に付けました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ワーキングホリデーに行くまでの手続きや準備といっても思ったよりボリュームあって意外と大変そうだなぁと思われた人も多いと思います。
これから準備をする予定の方は、これらを全て自分でやる必要があります。
その他英語学習や自己成長にも取り組んでおけば、ワーホリが本当に質の高いものになると思います。
ワクワクと不安が入り交じる、この準備期間にどれだけのことができるか。
今できることをしっかりとやっていきましょう。この記事を読み終えた後はすぐに実際の行動に移していってください。
ということで今回は以上です。ありがとうございます。
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